この記事では、dTVのスマートフォンでの使い勝手を以下の観点からレビューしていきます。動画配信サービス選びの参考になれば幸いです!
- 作品の検索しやすさ
- 再生時の機能
- ダウンロード機能
- パソコンとの違い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
この記事のトピックス(目次)
作品の検索しやすさ
観たい作品を探すには、次のような方法があります。
- ジャンル(カテゴリ)から選ぶ
- 検索キーワードから探す
- 関連キーワードから探す
- 俳優や監督の一覧から選ぶ
- レコメンド作品から選ぶ
- 履歴ページから選ぶ
ジャンル(カテゴリ)から選ぶ
画面左下にあるメニューアイコンをタップすると、ジャンル一覧が表示されます。
dTVの場合、洋画や海外ドラマといった一般的なジャンルのほか、ガールズやシアター、ショートショートなどニッチなジャンルも分類分けされています。また、ジャンルによっては更に細分化されたサブカテゴリが定義されています。
例えば国内ドラマの場合、次のようなサブカテゴリになっています。
- 見逃し
- 恋愛・青春
- 刑事・サスペンス
- 医療
- ヒューマンドラマ
- 時代劇
- 特撮ヒーロー
- その他
検索キーワードから探す
観たい作品が決まっている場合は、直接作品名を入力して検索できます。
これは動画配信サービスに限らず、もはや説明不要の必須機能です。
関連キーワードから探す
上記2つの方法は、動画配信サービスとしては標準的な方法です。dTVの場合、対象作品に大量の関連キーワードが設定されているので、興味のあるテーマやキーワードから探すことができます。
例えば上記は大泉洋・松田龍平主演の『探偵はBARにいる』の関連キーワードです。俳優名があったり、他にも"小説が原作"、"大げさ"、"イチオシ!!傑作選"など、面白そうなキーワードが設定されているのでつい「どんな作品があるんだろう?」と興味がわきます。そして今まで知らなかった作品に出会えるのも楽しみのひとつですね。
俳優や監督の一覧から選ぶ
特定の俳優や監督の作品を探したい場合、検索キーワードを入力したり、上記の関連キーワードから探したり方法はいくつかあります。
ここでは作品情報から探す方法をご紹介します。
作品詳細ページには、「作品情報」というメニューがあり、そこには公開年や監督、俳優の名前等情報が掲載されています。そこで俳優名や監督名をタップすると、その人の作品一覧が表示されます。
ちなみに、大泉洋といえば今でも根強いファンがいる『水曜どうでしょう』が有名ですが、これは配信されていないので一覧にありませんでした、、、残念^^;
レコメンド作品から選ぶ
「あなたにオススメ」は、視聴すればするほどより精度が高まるので、自分の嗜好にあった作品を見つけやすくなります。
履歴ページから選ぶ
視聴した作品は履歴ページから確認ができます。
dTVの視聴履歴ページ上は、どこまで観たかが視覚的にわかりやすくなっています。これは他の動画配信サービスと比べて親切な機能ですね。
その他、配信期限間近なものは日付が表示されているので、期限が来て見逃した!となるのを極力防ぐことができます。
見放題作品だけから探したい場合は?
dTVには月額料金内で何作品観ても見放題の作品と、都度課金が必要な作品が混在しています。検索時には見放題だけ、あるいは都度課金作品だけに絞り込んで表示することが可能です。
特に、絶対月額料金以外にお金を払いたくない!という人や、無料お試しだけ使って一切お金を払いたくない!という人には便利な機能です。
スマホアプリには視聴中ページもある
スマホアプリ専用の機能として、スマホで視聴中の作品一覧ページがあります。
スマホで利用する場合、通勤中や待ち時間などの細切れ時間に視聴するケースが多いと思います。そういった場合、最後まで見観れずに中断することが多々有りえます。そんな時、続きからすぐ観たいわけですが、dTVの視聴中ページなら余計なページを経由せず、すぐ観ることができます。
再生時の機能
dTVのスマホアプリには、他社にはない便利な機能もあります。
再生速度を選べる
dTVの場合、動画再生時の速度を選べます。
選択できるのは、1.5倍速、2倍速の2種類。とりあえずざっと動画の内容が分かれば十分な場合にはこの倍速機能が重宝します。
当サイトで調査した限り、dTV以外の動画配信サービスでこの倍速機能に対応しているサイトは他にないです。
ドラマやTVアニメ視聴に便利な連続再生機能
ドラマやTVアニメ作品のように複数話がある場合、自動的に次のエピソードを再生させることができます。これはdTVに限らず、他の動画配信サービスでも対応しているサイトが多いです。
ちょっとした違いですが、自動的に次のエピソードが再生されることにより、作品に没頭することができるので複数話ある作品ならぜひ設定ONにしておくとよいです。
選択箇所のポップアップ表示対応
これは何という機能なのか、用語を知らないので(汗)、、、次の画像をご覧ください。
Youtubeなどでは対応している機能なのですが、動画タイムラインのバーの任意の場所を選択した時に、選択箇所の画面キャプチャがポップアップ表示されます。
動画配信サービスの中ではこの機能に対応していないサイトもあります。dTVの場合は対応しています。特定のシーンを観たい時や、この先の展開を先にざっと確認したい時などに便利です。
ダウンロード機能と方法
dTVのスマホアプリは、観たい作品を事前にダウンロードしておけば後でオフラインでも作品を視聴できます。
最近の動画配信サービスでは、このダウンロード機能に対応したアプリが増えてきています。ちなみにパソコン上にはダウンロードできず、あくまでスマホアプリ内にダウンロードされます。
それでは具体的にダウンロードを解説していきます。
ダウンロード方法
観たい作品をダウンロードするには、作品詳細ページ等にある下記アイコンをタップします。
タップするとダウンロードが開始されます。ダウンロードした作品は、「ダウンロードリスト」から視聴できるようになります。
完全にオフライン状態では視聴できない
dTVのダウンロードで残念なのが、視聴時もキャリアのネット接続は必要な点です。
動画自体は既にダウンロードされているので、データ通信量はかからずに視聴できるのですが、完全にオフライン状態にすると上記エラーが発生して動画を観ることができません。
U-NEXTなどの場合、ダウンロードした作品は完全にオフライン状態でも視聴可能です。
このあたりは不正アクセスやセキュリティ、著作権などに対する考え方の違いなのかもしれませんが、利用者側としてはちょっと不便に感じてしまう点です。。
画質ごとのダウンロードサイズの目安は?
ダウンロードする際、動画の画質を選択可能です。スマホやタブレットの空き容量が気になる人は低画質でダウンロードサイズを少なくできます。また、サイズが大きいほどダウンロード時間もかかるので、スマホで観る作品は画質にこだわらない、という場合に低画質を選べるのは高評価です。
次の3つの動画を例に、それぞれ画質ごとのダウンロードサイズをご紹介します。
- TVアニメ
- TVドラマ
- 映画
例1:TVアニメの場合
動画時間:24分46秒
画質 | サイズ |
---|---|
普通 | 49.5MB |
きれい | 83.3MB |
すごくきれい | 238.1MB |
HD | - |
例2:TVドラマの場合
動画時間:47分20秒
画質 | サイズ |
---|---|
普通 | - |
きれい | 168.2MB |
すごくきれい | 504.6MB |
HD | 1021.0MB |
例3:映画の場合
動画時間:2時間10分20秒
画質 | サイズ |
---|---|
普通 | - |
きれい | 470.1MB |
すごくきれい | 1409.7MB |
HD | 2,813.2MB |
パソコンとの違い
パソコンとスマホアプリでは、いくつか使える機能に差があります。dTVnの場合は以下です。
- アプリからはレンタル購入はできない
- ダウンロードできるのはアプリだけ
- メニュー内容に差異がある
アプリからはレンタル購入はできない
都度課金のレンタル作品を購入する場合、スマホアプリから直接購入することができません。パソコンであらかじめ購入しておくか、SafariやChromeなどスマホのブラウザからサイトにアクセスして購入する必要があります。
ダウンロードできるのはアプリだけ
作品をダウンロードできるのは、スマホアプリからのみです。これはdTVに限らず、どの配信サービスでも同じです。むしろスマホアプリでもダウンロードに対応していないサイトもあります。
おそらくこれは著作権関連の制約によるものでしょう。ですのでパソコンでは作品のダウンロードができません。
メニュー内容に差異がある
ランキングや視聴中メニューは、なぜかスマホアプリにしかありません。
ランキングは、ブラウザ経由でアクセスした場合にも見れると便利だと思うのですが。。
まとめ
以上、dTVスマホアプリの使い勝手レビューでした!
dTVは、キーワードによる検索性が他社より高いですね。これはツイッターのハッシュタグに近い機能です。また、ダウンロードに関しては画質を選べるのも他社にはない特徴です。
dTVについては次の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください♪
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