Amazonプライムビデオは、Amazonプライム会員向けのサービスのひとつです。そのため利用するにはAmazonプライムの会員登録が必要です。既にAmazonプライム会員の人は、追加料金なしに見放題サービスを利用できます。そのためつい、「おまけ的なサービス」と受け取られがちですが、実際のところはどうなのか、徹底解説します!
月額料金(税抜) | 300円〜 | 無料お試し期間 | 1ヶ月間 |
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作品数 | 15,000以上 | オフライン再生 | ○ |
PC / MAC | ○ | スマホ | ○ |
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タブレット | ○ | ゲーム機 | × |
FireTV/Stick | ○ | AppleTV | × |
Chromecast | × | 専用STB | 有 |
この記事のトピックス(目次)
料金と無料お試し期間
Amazonプライムの料金プランは、次の2種類あります。
月額プラン:370円(税抜)
年間プラン:3.611円(税抜)
年間プランを月割した場合、月額300円です。これは他の動画配信専門のサイトと比較しても最安値となっています。
参考:月額料金(当サイト調べ)
Amazonプライムビデオの年間プラン
最高値:2,417円
TSUTAYA動画見放題&宅配レンタルプラン
16社平均:992円
※いずれも税抜
Amazonプライム会員になると、動画見放題以外にも様々な特典があり、代表的なサービスには以下のようなものがあります。
- 配送特典:配送のお急ぎ便・時間指定が無料
- Prime Photo:写真をクラウド上に保存し放題
- Prime Music:100万曲以上を聴き放題
正直、これほどの特典があって月々300円ちょっとで利用できるのは驚きです。さらに、無料お試し期間は1ヶ月あり、無料期間中でもすべてのプライム向けサービスを利用できます。
オリジナル作品が充実!新作も都度課金で視聴可能
Amazonプライムビデオの見放題作品数は、15,000以上あり、動画配信サービス専門サイトと比較しても引けを取りません。
また、アマゾンはオリジナル作品に力を入れているようで、ダウンタウン松本人志のアマゾンオリジナル作品『ドキュメンタル』は、テレビCMも放映されていたのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
見放題作品の中では海外ドラマが充実しています。これは本社がアメリカ企業のアマゾンならではといったところですね。
新作についても、都度課金で視聴可能です。例えば2017年の大ヒット邦画『君の名は』や、2016年上映でアカデミー賞最多6部門受賞した『ラ・ラ・ランド』などもレンタル購入して視聴可能です。
後はクレヨンしんちゃんやドラえもん、ポケモン、きかんしゃトーマスなどの幼児・キッズ向け動画も多いので、小さい子供がいるご家庭なら、家事でちょっと手が離せない時に重宝します。
洋画 | ○ | 邦画 | ○ |
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新作映画 | × | アニメ | ○ |
海外ドラマ | ◎ | 国内ドラマ | △ |
スポーツ | × | アダルト | × |
視聴可能機器は多いがSTBはAmazon Fire TVのみ
パソコン、スマホ、タブレットのほか、プレステでも視聴可能です。Amazonプライムビデオに対応しているテレビも多いですがSTB(セットトップボックス)はAmazon Fire TV /Stickしか対応していません。例えばAppleTVやChromecastは使用できないです。まぁAmazonのサービスなので、当然といえば当然ですかね。。
PC/MAC | Windows、MAC共に視聴可能(OSのバージョン指定なし) |
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スマホ | ・iPhone iOS8.0以上 ・Android:OS4.1以上の端末 |
タブレット | ・各種Fireタブレット・iPad:iOS8.0以上 ・Android:OS4.1以上の端末 |
STB | ・AmazonFireTV / Stickのみ |
ゲーム機 | ・PlayStation(R) 4 ・PlayStation(R) 3 ・Wii U |
その他 | ・Amazonプライムビデオ対応のテレビ、ブルーレコーダー・プレーヤー |
Amazonプライムビデオもオフライン再生できる!
スマホやタブレットのアプリからダウンロードしてオフライン再生が可能です。パソコンではダウンロード不可ですが、これはどの動画配信サービスでも同じです。
オフライン再生は動画配信サービス専門サイトでも対応していないところがあるので、この月額料金で可能なのはお得感がありますね。
解約・再開がし易い
解約も再開も、WEBサイト上で手続き可能です。時々見かける不親切なサービスのように、解約ページが探しにくかったり執拗に解約を思いとどまらせようとしたりすることもありません。
複数アカウントの登録はできない
Amazonプライムビデオは、HuluやU-NEXTのように、1つの契約で複数アカウントを作成することはできません。そのため、視聴履歴を共有したくない場合や、同時に別々のアカウントで別々の動画を視聴したい場合はU-NEXTをおすすめします。Huluは複数アカウント作成できるものの、同時に複数視聴はできないので。
運営会社の信頼性は?
運営はAmazonの日本法人であるアマゾンジャパン合同会社が運営しています。元々は株式会社でしたが、2016年5月1日から合同会社に組織変更しています。
巨大企業のAmazonの日本法人がなぜ株式会社からわざわざ合同会社に変更したかというと、一番の目的は節税対策ではないか?という説が有力です。
Amazonは本国アメリカの法人税は納めていますが、日本では法人税を納めていません。日本でビジネスをして日本で売上が上がっているにも関わらず、です。ただ、この税金対策については他のグローバル企業もあの手この手で納税回避をしているのでAmazonだけを槍玉に挙げるのも不公平かなと思います。
Amazonは、かなり初期の段階からクラウドサービスに力を入れていて、AWS(アマゾンウェブサービス)は年間100億ドル以上を売り上げていて、同社の中核ビジネスとなっています。その技術・ノウハウがプライムビデオにも活かされているのは間違いないでしょう。
まとめ:アマゾンユーザーなら登録必須レベルの内容
以上、Amazonプライムビデオの徹底レビューでした。最後に特徴をおさらいしておきましょう。
- 月額料金が300円〜と圧倒的に安い
- オリジナル作品も充実。新作も都度課金ですぐ観れる
- スマホ・タブレットのアプリならオフライン再生可能
- 解約&再開手続きが簡単
- 複数アカウントの登録はできない