dTVは、NTTドコモが運営している動画配信サービスです。ドコモユーザー以外も利用でき、しかも月額料金500円(税抜)は業界最安値クラスで圧倒的な安さを誇っています。安いと言っても作品数は12万タイトル以上もあり、他社サイトに引けを取りません。
月額料金(税抜) | 500円 | 無料お試し期間 | 1ヶ月 |
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作品数 | 120,000以上 | オフライン再生 | ○ |
PC / MAC | ○ | スマホ | ○ |
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タブレット | ○ | ゲーム機 | × |
FireTV/Stick | ○ | AppleTV | ○ |
Chromecast | ○ | 専用STB | 有 |
この記事のトピックス(目次)
1日あたり17円!という衝撃の料金設定
dTVの魅力は何と言っても月額料金の安さ。税抜で500円なので、1日あたりで換算すると17円というびっくりするほどの安さです。
Amazonプライムビデオも月額400円(税込)プランを発表して話題になりましたが、AmazonプライムビデオよりもdTVのほうが配信している作品数が多いです。もっとも、Amazonの場合は動画配信以外のプライムサービス込みの料金なので、一概に比較はできないですが(^^;
中にはカラオケ用の動画だったり、ミュージックビデオなどもカウントに含まれてはいますが、それを差し引いても作品数の豊富さは特筆すべき点です。
無料お試し期間も1ヶ月間あり、動画配信サービスとしては標準的な長さです(例えばHuluの場合は2週間と短いです)。
人気作品も多数配信、最新作は都度課金でレンタル可能
映画・ドラマ・アニメのうち、主要な作品は一通りそろっています。dTVは他にもミュージックビデオやライブ映像など、音楽ジャンルも充実しています。
最新作は都度課金で連絡可能です。
例えば2017年の話題作『君の名は』の場合、標準画質で400円、HD画質で500円(いずれも税抜)です。レンタルショップと違って、観たい!と思ったその時に在庫切れを気にせずすぐ観れるのが動画配信サービスのいいところです。
なおレンタル期間は作品によって異なりますが、多くの場合視聴開始してから48時間となっています。
海外ドラマも新しいシーズンの動画は都度課金対象になります。印象として、Huluのほうでは見放題対象なのにdTVではまだ都度課金対象、という傾向があります。
公式サイト上で、見放題対象なのか都度課金対象なのか確認できます。会員登録しなくても検索できるので、観たい作品がある場合は事前に確認してみるとよいですよ!
洋画 | ◎ | 邦画 | ○ |
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新作映画 | ○ | アニメ | ○ |
海外ドラマ | ○ | 国内ドラマ | ○ |
スポーツ | × | アダルト | × |
ザッピングUIで新たな作品と出会いやすい
dTVのスマホアプリには、ザッピングUIという他社にはない独自機能があります。これは、テレビのチャンネルを切り替えながら流し見するのと同じように、dTVが視聴履歴などを元におすすめ作品の概要動画を自動で再生する機能です。特に目当ての作品はないんだけど「何か面白そうなのないかな?」という気分の時にぴったりな機能です。
スマホアプリ限定機能なのがちょっともったいないですね。
視聴可能機器は平均点
パソコン(Windows/Mac)、スマホ(iPhone/Android)、タブレット、STB(AmazonFireTVなど)といった主要なデバイスは一通り視聴可能です。PS4などのゲーム機は非対応ですがそれほど支障は感じないと思います。
PC/MAC | ・Microsoft Windows 7以上 ・Mac OS X 10.10.3以上 |
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スマホ | ・iPhone iOS8.0以上 ・Android:OS4.0以上の端末 |
タブレット | ・iPad:iOS8.0以上 ・Android:OS4.0以上の端末 |
STB | ・Amazon Fire TV / Stick ・Apple TV(第4世代) ・Chromecast ・NexusPlayer |
ゲーム機 | 非対応 |
その他 | ・dTVターミナル ・dTV対応のテレビ、ブルーレコーダー・プレーヤー ・ひかりTVチュナー ・光BOX+ ・AN-NP40 |
オフライン再生も可能!
スマホやタブレットの場合、オフライン再生が可能です。自宅のインターネット環境(Wifi接続して通信容量を気にしなくてよい状態)のときに観たい作品をスマホやタブレットにダウンロードしておけば、外出先でも通信量を気にせずに動画を観ることができます。
通勤電車の中や、ディズニーランドのようなテーマパークでの行列待ちの時など、普段は退屈な時間を有意義な時間に変えることができます。
解約&再開は簡単にできる?
解約の手続きは、My docomoから解約する方法とdTVのWEBサイトから解約する方法の2つがあります。
いずれもネット上で手続きが完了するのでサクッと解約できます。コールセンターなどに連絡する必要がないので、変な引き止めはありません。
再開する場合、無料お試し期間中に解約した場合は新規登録が必要です。
作成できるアカウントは1つのみ
dTVは1つの契約につきアカウント作成できるのは1ユーザーのみです。U-NEXTやHuluのように、複数アカウントを作成することはできません。また、複数端末で同時に視聴することもできません。
家族で利用したい場合は不便ですが、一人で動画を楽しむ場合は特に問題はありません。
実は動画だけでなくムービーコミックも見放題!
ムービーコミックとは、漫画にセリフをつけて動画としてコマ割りが自動で流れていく作品です。いわば漫画とアニメの中間といったところでしょうか。
dTVでは、そんなムービーコミックも見放題対象に含まれています。
まだそれほど数は多くないですが、『進撃の巨人』、『銀魂』、『寄生獣』など有名どころの作品もありました。
漫画は漫画として楽しみたい、という人が多いかもしれませんが、作品によっては効果音やBGM、声優さんの演出が素晴らしいものもあり、新鮮な感覚を味わえます。
運営会社の信頼性は?
dTVはNTTドコモが運営しています。2015年まではdビデオと呼ばれていました。
まとめ:一人利用でとにかく安く始めたい人に最適!
dTVは、とにかく安いので一人利用で、どのサイトにしようか迷っている人には大変おすすめです。
Huluと比べ、比較的新しめの海外ドラマ作品は見放題対象ではなく、都度課金対象の割合が多いように感じますが、料金を考えると許容範囲のレベルです。
競合他社の動画配信サービスを利用したことがある人でも、この価格でこんなに観れるの!?と驚くと思います。