U-NEXTに登録すると、BookPlaceという電子書籍サービスも利用できるようになります。70冊以上の雑誌が読み放題のほか、20,000冊以上あるコミック・書籍を楽しむことができ、課金対象の作品にはU-NEXTのポイントを使うことができます。
この記事では、U-NEXTの電子書籍サービスについて、雑誌・コミック・書籍それぞれ徹底レビューしていきます!
この記事のトピックス(目次)
利用するにはBookPlaceのログインが必要
U-NEXTの電子書籍サービスを利用するには、メニューから「雑誌、コミック・書籍」をクリックします。
U-NEXTサイトからBookPlaceサイトへ遷移します。
BookPlaceサイト上でも一度ログインをする必要があります。
BookPlaceの利用は、U-NEXTの親アカウントのみなので、子アカウントでログインしようとするとエラーになります。
パソコンでの利用方法
パソコンで使う場合は、ChromeなどのWEBブラウザ上から直接読むことができます。
読みたい雑誌をクリックします。
雑誌の詳細情報画面が開きます。対応端末の情報も表示されます。通常はスマホ、タブレット、パソコンのいずれも対応しています。
「読む」ボタンをクリックすると雑誌が開きます。
WEBブラウザのひとつのページとして開きます。読む時は全画面モード(フルスクリーン)にしたほうが読みやすいです。
ビューアーの機能はシンプルで、目次やページ送り時のアニメーション設定などくらいです。
パソコンの場合、インターネットに接続されている必要があります。
オフラインになると、上記のような画面になり読めなくなります。
動画で確認したい方はこちら(30秒ほどの動画です)
スマホやタブレットでの利用方法
スマホやタブレットの場合はBookPlaceの専用アプリをダウンロードする必要があります。

U-NEXTのサービスの一環にも関わらず、U-NEXTのアプリでは読むことができません。さらに、読み放題雑誌以外の作品を検索するのはスマホのブラウザ上でしかできないため、全ての操作をスマホだけで完結させようとすると、複数のアプリを行き来することになります。このあたりは使い勝手がよくないですね。。
雑誌の場合はBookPlaceアプリから探せる
雑誌の場合、BookPlaceアプリ起動後の「読み放題」の画面から直接読みたい雑誌を選ぶと、ダウンロードが始まりすぐに読むことができます。スマホの場合も目次やしおり機能がついています。
コミックや電子書籍は操作が複雑
コミックや電子書籍の場合、パソコンから購入済みか、スマホから購入するかで違いがあります。
パソコンで購入済みの書籍は、BookPlaceアプリの「本棚」画面にあらかじめ表示されます。
一方、BookPlaceアプリから作品を検索することはできません。SafariなどのWEBブラウザから検索、購入する必要があります。
購入したあと、BookPlaceアプリの起動ボタンをクリックします。するとBookPlace内に作品がダウンロードされ、一度ダウンロードしたあとはオフラインでも読むことができます。
雑誌は写真中心ならOK!文章は正直読む気にならない・・・
雑誌の場合、70冊以上が読み放題です。もちろん、月刊誌なら毎月の新刊を読めます。
女性向け | MORE(モア)/LEE(リー)/mina(ミーナ)/VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン)/non・no(ノンノ)/Seventeen(セブンティーン)/OZmagazine(オズマガジン)/婦人画報/美しいキモノ/モダンリビング |
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男性向け | MEN'S NON-NO(メンズノンノ)/MEN'S CLUB(メンズクラブ)/Lightning(ライトニング)/GQ |
ビジネス | 週間東洋経済/Forbes Japan(フォーブスジャパン)/日経ビジネスアソシエ/WIRED(ワイアード) |
モノ・トレンド | GoodPress(グッズプレス)/GetNavi(ゲットナビ)/デジモノステーション/HiVi(ハイヴィ)/CAPA(キャパ) |
スポーツ | サッカーダイジェスト/WORLD SOCCER DIGEST(ワールドサッカーダイジェスト)/ALBA(アルバトロスビュー)/EVEN(イーブン)/BiCYCLE CLUB(バイシクルクラブ) |
毎月お金払って買うほどではないけど、たまに本屋で立ち読みする程度には読みたい、という人におすすめです。
ただ、(U-NEXTに限らず電子書籍全般に言えることですが)雑誌のページ構成そのままを電子書籍化しているため、デバイスによっては向き・不向きがあります。
例えばファッション雑誌や旅行もの、グルメ系などのような、写真中心の雑誌は電子書籍向きです。
一方、ビジネス系雑誌のように文章もしっかり読みたい雑誌の場合、正直かなり読みづらいです。スマホではほぼ読めないと思ったほうがよいでしょう。
ビジネス雑誌の例
パソコンの場合
27インチモニタでフルスクリーンモードにしても、この文章を読むのはシンドイです。。。
スマホの場合
スマホにいたっては、頑張っても読めないレベル。ダブルタップで拡大表示することはできるものの、今どきそんなの面倒くさくてやる気が失せます。。。
コミックはマニアックなタイトルもカバー
コミックの場合、1作品ごとに課金して読むスタイルになります。単行本のコミックの場合、紙媒体に比べて2割程度安い価格設定になっています。
他の電子書籍サービスと比較してもだいたい同じくらいの価格設定になっています。
『NARUTO』や『進撃の巨人』などの人気作品から、『亜人』や『東京グール』などのコア向けな作品、さらには同人コミックや大人向けコミックも幅広くラインナップされています。特に男性の大人向けだけでなく、女性の大人向けコミックも充実しているのがポイントです。本屋さんで購入するのは勇気がいるし、保管場所にも困るけど、電子書籍なら誰にもバレないのがポイントですね♪
無料お試しや期間限定無料などもあり
『ONE PIECE(ワンピース)』などのような、非常に冊数の多いタイトルの場合、期間限定で1冊まるごと無料で読むことが出来るケースもあります。
また、スターターブックといって、過去のエピソードをダイジェストとしてまとめたコミックが無料で読むことができる作品もあるため、追加課金なしでもかなりの冊数を読むことができてしまいます。
お目当ての作品を全部読むには結局課金する必要があるのですが、タイトルだけは知っていて気になっていた作品など、どんな内容なのかを確認することができるメリットはあります。
コミックや電子書籍は雑誌よりも読みやすい
ビジネス書系の雑誌は、正直読むに耐えないレベルでしたが、コミックや小説などの書籍は十分実用レベルに達していて、スマホでもストレスなく読むことができます。むしろ、スマホで暇つぶし時間でサクッと読むのに適していると言えるでしょう。
コミックの例
電子書籍の例
青空文庫のビューアーとしても使える
青空文庫とは、著作権が切れて無料で読むことができる電子書籍です。例えば夏目漱石、太宰治、宮沢賢治、芥川龍之介など明治の文豪・作家の作品の多くが青空文庫として無料で読むことができます。
無料なのでU-NEXTのサービスを利用しなくても読めますが、ビューアーアプリとしてU-NEXT(BookPlace)を使うのもありです。
電子書籍には写真集もあり
電子書籍はテキストだけではなく、写真集も取り扱っています。
冊数はそれほど多くないですが、追加課金なしで見れる見放題写真集もあります。
まとめ
以上、U-NEXTの電子書籍レビューでした!最後に、サービスの特徴をおさらいしておきましょう。
- 読み放題の雑誌が70冊以上
- 取扱コミック・電子書籍は20,000冊以上
- ファッション雑誌系を中心に読みたいならかなりお得
- アプリは使い勝手がいまいち
- 期間限定で頻繁に無料で読み放題キャンペーン開催
- コミックや小説ならスマホでも十分楽しめる