この記事では、動画配信サービスのNetflixの料金プランについて解説しています。
各プランの違いや、Huluなど競合サイトとの金額の比較を解説していますので、Netflixの登録を検討している方の参考になれば嬉しいです!
この記事のトピックス(目次)
Netflixの料金プランは3つ
Netflixには料金プランが3つあります。まずは各プランごとに異なっている点を確認しましょう。
プランごとに異なる点
プランごとに異なる点は、料金、画質、同時視聴可能数の3点です。
プラン名 | 月額料金(税抜) | 画質 | 同時視聴 |
---|---|---|---|
ベーシック | 650円 | SDまで | 1 |
スタンダード | 950円 | HDまで | 2 |
プレミアム | 1,450円 |
無制限 (4K対応) |
4 |
最安プランで月額650円、最も高いプレミアムプランで月額1,450円です。これが高いか安いか、競合他社との料金比較は後述します。
全プラン共通の点
以下は、全プラン共通になります。
- PC、テレビ、スマホ、タブレットでの視聴
- 映画やドラマが無制限で視聴可能
- いつでも簡単にキャンセル可能
- 最初の1ヶ月無料視聴
全プラン同じなので、これらはプラン内容の説明というより、Netflix自体のサービス内容を説明しているようなものですね。
都度課金はある?
もし初めて動画配信サービスを申し込む場合、配信作品について理解しておきたい点があります。
それは、サイトに掲載されている作品が全て月額料金だけで見放題なのか、それとも一部の作品は月額料金の他にも都度課金が必要なのか?という点です。
「え?動画配信サービスって全作品見放題なんじゃないの!?定額制ってそういうことでしょ?」と思う人もいるかと思います。
なぜこういう違いがあるのかというと、一番の理由は版権の問題です。特に新作の映画の場合、全作品見放題の対象として配信されることはまずありません。
そうすると、新作を観たい時はレンタルショップに借りに行くか、TSUTAYA DISCASのような宅配レンタルサービスを利用するか、いずれにしても別のサービスを利用しないといけなくなります。
それは面倒くさい!追加料金払ってもいいから新作も観たい!というニーズに応える形が、都度課金なんです。
主な動画配信サービスを分類すると以下のとおりになります。
【全作品見放題】
- Netflix
- Hulu
- Amazonプライムビデオ
【都度課金あり】
- U-NEXT
- dTV
- ビデオマーケット
海外発のサイトは全作品見放題、国内発のサイトは都度課金ありを採用している傾向が見受けられます。
ちなみにAmazonの場合、プライムとは別にAmazonビデオというサービスがあり、これは都度課金形式となります。
他社との料金比較
さて、Netflixには3つの料金プランがありますが、これは競合他社と比べて高いのか安いのか、気になるポイントです。
そこで、国内の動画配信サービスの料金表を調査しました。その結果がこちらの比較表です。月額料金の低い順に並べています。また、公式サイトでは税込み価格で表示しているサイトも、比較のため一律税抜に換算して掲載しています。
サービス名 | 月額料金(税抜) |
---|---|
Amazon プライムビデオ |
300円〜 370円 |
dアニメストア | 400円 |
dTV | 500円 |
DMM見放題 chライト |
500円 |
プレミアムGYAO (サービス終了) |
500円〜 800円 |
auビデオパス | 562円 |
Netflix |
650円〜 1,450円 |
FODプレミアム | 888円 |
ゲオTV (ゲオチャネル) |
907円 |
Hulu | 933円 |
TSUTAYA TV / DISCAS |
933円〜 2,417円 |
ビデオマーケット | 980円 |
スポナビライブ (サービス終了) |
980円〜 1,480円 |
DAZN |
980円〜 1,750円 |
ひかりTV (ビデオざんまいプラン) |
1,500円〜 2,500円 |
U-NEXT | 1,990円 |
アクトビラ | - |
ベーシックプランよりdTVのほうがお得
ベーシックプラン650円より価格が安いサイトがいくつかあるので比較してみましょう。
Amazonプライムビデオが最安です。とにかく安く動画配信サービスを利用してみたい、という人はAmazonプライムビデオでも十分楽しめます。
もしAmazonをよく利用するなら、プライム会員になったほうが断然お得なので、まずはAmazonプライムビデオから試してみるとよいでしょう。
dアニメストアは、アニメ作品に特化したサイトです。価格も手頃なのでアニメ作品だけ観たい人にはおすすめです。ただ、利用してみると分かりますが、大抵の人はアニメ以外にも観たくなると思います。
dTVは、低価格帯の動画配信サービスの中では一番有名なサイトです。ドコモが提供していて昔は dビデオやBeeTVといった名称でした。
BeeTVのサービス開始時には、このサービス定着するのかなぁ。。。と思っていましたが、その後も着実にユーザー数を伸ばしています。
一人利用で、Amazonプライムビデオに物足りなさを感じたらdTVにステップアップしてみるのもいいでしょう。
DMM見放題chライトは、配信本数が他と比べて極端に少ないので比較対象から除きます。ただ、アダルト作品も配信しているのでそれ目的の場合は選択肢に入るでしょう\(^o^)/
スタンダードプランはHuluと同価格帯
スタンダードプランは、価格帯的に動画配信サービスの有力サイトであるHuluを意識した料金設定と言えます。どちらも月額約千円で、視聴可能な動画画質は最高でHD(フルHD)の作品を視聴可能です。また、NetflixもHuluも、どちらも全作品見放題の形式です。
機能面で大きな差があるのが、ダウンロード機能です。Netflixは専用アプリを通じてスマホやタブレットに作品をダウンロードできますが、Huluは対応していません。
また、同時視聴数はNetflixが2デバイスであるのに対し、Huluは1デバイスのみです。当サイトで調査した結果、実際にはHuluも2デバイスまでなら同時視聴が可能でしたが公式コメントでは1デバイスのみです。
同時視聴にこだわらず、視聴履歴などのプロフィールが別々になっていればよい、という人ならHuluのほうが最大6名まで登録可能なのでHuluのほうが向いているかもしれません。
プレミアムは4K目的よりも同時視聴可能数で選ぶ
Netflixの最高価格帯であるプレミアムプランは、4K(Ultra HD)作品も視聴が可能です。
ただ、どの動画配信サービスでもそうですが、4K対応作品自体がまだまだ多くないため、4K目的でプレミアムプランに申し込んでしまうのはちょっともったいない感じがします。もし4K作品が観たい場合は、無料体験期間中に集中的に観るか、単月でプレミアムプランに契約変更してその月に集中的に観てしまうのがおすすめです。
プレミアムプランが向いているのは、家族や同居人みんなで利用したい場合です。
Netflixは最大で4名まで同時に視聴が可能です。2名まででよいならスタンダードプランを、3名か4名で利用したいならプレミアムプランを選びましょう。
なお、U-NEXTも4名まで同時視聴が可能です。
料金プランの変更はすぐできるの?
料金プランはサイト上からすぐに変更が可能です。ただ、変更しても有効になるのは翌月からなのでそこだけ注意が必要です。
プランを変更するにはアカウント情報の「プランの変更」ボタンをクリックします。
3つのプランが表示されるので、切り替えたいプランを選択します。
確認画面が表示されるので内容を確認し「変更の確定」ボタンをクリックします。
上記画面キャプチャを取得したのは、2018年2月6日ですが、変更後のプランが開始する日は2018年3月3日になっています。これは現在のプランが終了する日になっています。つまり、プラン変更しても即日反映されるわけではありません。
Netflixの月額料金の支払い方法は?
Netflixが対応している支払い方法は以下の3つです。
- クレジットカード・デビットカード
- Paypal
- プリペイド・ギフトカード
無料体験の申込手順や支払い方法の詳細については、こちらの記事で詳しく解説していますのでご参考ください。
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まとめ
以上、Netflixの月額料金プランについてでした!
Netflixを使うなら、スタンダードプランが一番万人向けプランです。
Netflixのオリジナル作品が観たい!というこだわりがない人で、より低価格で利用したいなら、AmazonプライムビデオやdTVなどより低価格のサイトがあるのでそちらも検討してみてください。
まとめ
- プランはベーシック(650円)、スタンダード(950円)、プレミアム(1,450円)の3つ
- スタンダードプランが一番おすすめ
- ベーシックプランはSD画質まで。dTVのほうがより低価格でおすすめ
- 3人以上で使いたい時はプレミアムプランがおすすめ
- 料金プランはいつでも変更可能(翌月から適用)
- 4K作品はまだ少ない。観たい月だけプレミアムプランにアップグレードするのが賢い選び方