Huluのあの動画だけは、何としても録画しておきたい!
そう思って録画する方法を探している人は結構多いのではないでしょうか。特に、お気に入りの作品がある場合、何度も繰り返し観たい(あわよくば解約後も・・・)、だから何とか録画して保存しておきたい!と思いますよね。
確かに実は、Huluの動画を録画できてしまう方法は存在します。
でも最初に結論を言ってしまうと、それはあまりにも非効率で正直「こんなんやってられるか!」というレベルです(汗
この記事のトピックス(目次)
Huluの動画を録画する方法とは?
いろんなサイトで解説されていますがその方法はいずれも、
パソコンの画面をキャプチャ(録画)する
というものです。
つまり、Huluサイトで動画を再生させながら、パソコン画面の動画を録画(音声も含む)するという方法です。
以下は複数のサイトで紹介されている画面キャプチャソフトの一例です。
- 5KPlayer
- ロイロゲームレコーダー
- アマレココ
- AviUtl
- Quicktime
これらのソフトを使えば、Huluで配信しているお気に入りの動画を誰にもバレずに録画できちゃう!・・・わけですが。。。
実際にやってみると相当大変です。どれだけ大変か、解説していきます。
データサイズがでかい・・・
まず、キャプチャして生成されるファイルサイズが超巨大になります。これは、キャプチャファイルは無圧縮のためデータ量が膨大になるためです。
Yahoo!知恵袋に分かりやすい例が載っていたので引用します。
※各解像度の録画容量目安(1時間録画当たり)
1080p 60fps:約900GB
1080p 30fps:約450GB
1080p 24fps:約360GB
1080i 60field:約450GB
720p 60fps:約400GB(引用:Yahoo!知恵袋)
例えば2時間ほどの映画を高画質(1080p 60fps)でキャプチャするなら、約2TBのハードディスクが必要になります。
通常、生のキャプチャデータはサイズが大きすぎるので変換(圧縮)するわけですが、この変換作業がまた時間がかかる作業なんです。。しかもかなりCPUのリソースを消費するので、変換かけながら別のことをする、ということもほぼできないと思っていたほうがよいです。
低スペックだと動画再生に支障がでる
動画を再生しながら画面をキャプチャするというのは、パソコンに相応の負荷がかかるためマシンスペックが求められます。
低スペックマシンでやろうとすると、再生がカクカクしたり音声が途切れたりする可能性が高まります。
ネット回線状況によっても支障がでる
すでに動画配信サービスをお使いの人は、一度は経験したことがあると思いますが、ネット回線の状況によって動画の画質が低下したり、最悪の場合ローディング状態になったりします。
ストリーミング再生している動画をキャプチャしようとするわけですから、当然上記の様な状態もそのまま録画されてしまいます。
本来録画できない作品を録画したい!というのは、お気に入りの作品を何度でも観たいからだと思います。にも関わらず、質の高くない状態で録画される可能性があり、再度やり直す場合は時間もかなり費やす羽目になってしまいます。
TVで視聴中なら録画OK?
ちなみに、HuluはFireStickやChromecastなどを使えばテレビで視聴することも可能です。
テレビで視聴できるなら、手持ちのHDDレコーダーとかで録画できるのでは!?
という気がしますが、残念ながらこれもできません。
結論:Huluの動画を録画するのは割に合わない
動画配信サービスを利用するメリットの一つに、面倒な手間がかからずすぐ観たい作品を視聴できる、という点があります。
DVD/Blurayを借りにレンタルショップへ出かけずにすむし、無料動画サイトを探し回らずにすむのが魅力です。
にも関わらず、わざわざ面倒なことをしてまで録画するのは正直、割に合わないです。
なお、Huluの利用規約でも不正にダウンロードするのは禁止されているのでご注意ください。
Huluサービス(本コンテンツを含みます)にアクセスし、インデックス若しくはフレームを作成し、又はリンクするために当社によって許可されていない技術又はその他の手段を利用すること(Huluサービスの不正なダウンロード、ストリームキャプチャ、リンク設定、フレーム作成、複製、アクセス又は配信の防止を目的とするコンテンツ保護又はアクセスコントロールのためのメカニズムを削除、無効化、迂回又は回避することを含みます)。
(Huluの利用規約より抜粋)